幸楽苑が「1人焼き肉」店 FC契約、19年中に県外10店舗

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契約締結書を手にする新井田社長(左)と西山会長

 幸楽苑ホールディングス(HD、郡山市、新井田昇社長)は26日、「1人焼き肉」のファストフード店「焼肉ライク」を展開するダイニングイノベーション(東京都、松宮秀丈社長)とフランチャイズ(FC)契約を結んだ。同HDは、不採算のラーメン店を中心に、千葉県などの10店舗を来年中に焼き肉店に業態転換する。

 計画した10店舗に本県は含まれていないが、新井田社長は報道陣に「早ければ来夏までには本県にも出店できるよう頑張りたい」と語り、県内での店舗展開に意欲を見せた。

 ダイニング社は少子高齢化により外食産業も1人で来店する「個食」の増加が予想されることに着目。都市部に強い同社と、郊外店500店以上の実績を持つ幸楽苑HDがノウハウを生かし、郊外型の新しいビジネスモデルを共同開発したい考えだ。全国展開に乗り出し、5年間で「焼肉ライク」300店舗を目指す。

 焼肉ライクは店内に1人1台の無煙ロースターを導入し、1人でも手軽に焼き肉を楽しめるのが売りだ。「女性1人では店に入りにくい」「1人ではさまざまな肉の部位を味わえない」などの声を取り込み、急成長を遂げつつある。

 今年8月に東京・新橋に1号店、11月には新宿に2号店を出し、来春にかけて都内では渋谷や秋葉原、横浜市など駅周辺の繁華街で出店攻勢をかける計画だ。

 新橋店の客単価は約1400円。店内にいる時間は約25分と回転率が高く、1月約1600万円を売り上げている。これらの業績を基に、同HDは年商1億円を目標とした。ただ、郊外店に適した店内のレイアウトやメニューについては両社で検討を続けている。

 都内で行われた調印式で新井田社長とダイニング社の西山知義会長が契約締結書を取り交わした。新井田社長は「ファミリー向けのラーメン店でも1人や2人での来店が目につき個食化を実感している。まずは郊外の10店舗を繁盛店に成長させたい」と述べた。

 「牛角」「温野菜」なども手掛けた西山会長は「焼き肉のマーケットは5300億円。ファスト焼き肉の出現でマーケットの拡大が期待できる」と展望した。

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