「素泊まり基本」新しい宿開業 土湯温泉、震災廃業の旅館改装

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ドミトリールームなどを備えた宿泊施設「YUMORI ONSEN HOSTEL」

 福島市土湯温泉町にある旅館「山水荘」は26日、同市土湯温泉町字堂ノ上7の1に宿泊施設「YUMORI ONSEN HOSTEL(ユモリ・オンセン・ホステル)」を開業した。

 東日本大震災の影響で廃業した7階建ての旅館を全面改装した。客室は和室と洋室、2段ベッドを備えた相部屋のドミトリールームなど宿泊者に合わせた6タイプ計30室を備え、日帰り入浴が可能な貸し切り風呂と大浴場もある。

 食事を提供しない素泊まりが基本で、2階の共有スペースにあるキッチンで持ち込んだ食材を調理でき、宿泊費用を抑えたい外国人や若い世代の旅行者に対応した。山水荘の渡辺利生常務・企画室長は「素泊まりにすることで温泉街を周遊してもらえる。また多様な旅行形態にも対応し、外国人客を呼び込むことで復興をアピールできる」と話している。内覧会と祝賀会が開かれ、施設の渡辺萌マネジャーがあいさつした。福島民友新聞社から五阿弥宏安社長が出席した。

 宿泊料金は和室が5000円、ドミトリールームが3500円から。問い合わせは同施設へ。