福島の保育園で1歳男児死亡 昼寝中、うつぶせの状態

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 福島市は26日、同市伏拝の認可外保育施設で25日に昼寝中だった1歳男児が死亡していたと発表した。

 男児は発見時、うつぶせの状態で意識不明となっており、病院に運ばれたが、約40分後に死亡が確認された。市や福島署が死因や当時の詳しい状況などを調べている。

 市によると、男児は正午からほかの0~1歳児と一緒に昼寝していた。午後2時ごろに男児の父親が迎えに来たため、保育士が起こそうとした際、すでに息をしていなかった。昼寝前は元気な様子だったという。

 園によると、昼寝中は30分ごとに園児の状態を確認する決まりだったが職員が怠り、午後1時ごろに一度確認しただけだった。

 園長は「保育態勢を見直してマニュアルを作成し、保護者に報告したい」と話した。捜査関係者によると、福島署が司法解剖したが死因は不明だったため、引き続き調べるという。

 市によると、7月26日に同園の立ち入り調査を実施した際、「1歳児は10分ごと」といった睡眠時の事故防止対策を助言していたといい、園の安全管理に問題がなかったか調べている。

 県によると、保育施設での死亡事故は2010(平成22)年に郡山市で1件、13年に福島市で1件、いずれも認可外施設で発生している。

 男児の父親は「息子はかけがえのない宝物のような存在だった」と悲痛な心情を吐露。園の昼寝の対応には「確認が不十分で納得できない」と怒りを込めた。