いじめ自殺...7674万円請求 損害賠償、須賀川市と教諭2人提訴

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 須賀川市の中学校に通っていた男子生徒=当時(13)=が昨年1月にいじめが一因となり自殺した問題で、生徒の両親が、同市と、当時の担任、学年主任の両教諭に対し逸失利益や慰謝料計約7674万円の損害賠償を求めて地裁郡山支部に提訴したことが27日、分かった。第1回口頭弁論は来年1月25日午後1時30分から。提訴は10月12日付。

 訴状によると、男子生徒が自殺したのはいじめが原因で、担任と学年主任が、いじめの防止と解消に向けて適切な措置を講じることができなかった、としている。

 市教委が設置したいじめや自殺についての専門家でつくる第三者委員会は昨年12月、男子生徒は同級生らから受けたいじめが「大きな一因になって自死を選択した」との調査結果を公表している。

 橋本克也市長は「訴状の内容を十分に検討し、対応していく」とコメントを発表した。

 市教委などによると、男子生徒は2016(平成28)年7月の学校生活に関するアンケートをはじめ、複数回にわたり、学校側にいじめを訴えていた。同校は調査後、経過観察などでいじめが解消したと判断したが、男子生徒は17年1月27日朝、自宅で自殺しているのが発見された。