「AI特性」を学ぶアプリ 郡山の2社、未就学児向け開発

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アプリ内のAIに読み込んであるイラストを基に、AIが認識できるように特徴をつかみながら絵を描く。認識率はパーセンテージで表示される

 システム開発やコンピューター機器販売などを手掛ける福島情報処理センター(郡山市)と関連会社の福島コンピューターシステム(同)は27日までに、幼児期から人工知能(AI)に触れるための未就学児向けプログラミングアプリ「HelloThink!(ハローシンク!)」を開発した。

 幼稚園で実証実験中

 今月から来年1月にかけて、同市の尚志幼稚園で実証実験を行っている。両社によると、未就学児向けのAIプログラミングアプリを活用した実証実験は全国で初めて。

 音声でさまざまな指示を出せる「AIスピーカー」など、身近な生活でAIに触れる機会が増えてきたことから、子どもたちにAIの仕組みや特徴を理解する機会を設けようと開発。アプリを通じ、手順を決めて実行すれば物事を解決に導くことができる「プログラミング的思考」の基礎を楽しく身に付けることができる。

 同アプリは、物の特徴を認識することで、その物が何なのかを判断するというAIの特性を学ぶことができる。アプリ内のAIに、読み込んだ写真やイラストの物が何なのかを認識させた上で、それを基に描いた絵と、写真の中の物が同じであることをAIに学習させていく。AIの理解度が数字で示され、描いた絵のどこを変えればAIが理解するかを考えながら絵を描いていく。

 実験では、AIに海の生き物のイラストを認識させた上で、子どもたちがイルカやイカなど、特徴を考えながら絵を描いた。アプリは来年3月からダウンロード開始予定。両社は実証実験に参加する団体を募集している。

 問い合わせは同アプリ担当者へ。