聖光学院...夢舞台『ほろ苦』 全国高校ラグビー、城東に7-24

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城東に敗れ、肩を落とす聖光学院の選手=28日、東大阪市・花園ラグビー場

 創部52年目で迎えた初の夢舞台は、ほろ苦いものになった。第98回全国高校ラグビー大会に初出場し、1回戦で城東(徳島)に7―24で敗れた聖光学院。「次は自分たちが引っ張って、花園で勝つ」。3年生の涙を見た後輩たちは誓った。

 雰囲気や対戦相手の体格、速さ、何もかも県大会とは違っていた。「チームの空気がいつもと違った」と主将の藤田優希弥(3年)。1トライで一矢報いたが、全国の壁の高さを痛感した。

 「今まで越えられなかった壁を越えよう」と駆け抜けた1年だった。チームは三菱重工相模原ダイナボアーズ(神奈川県)のコーチ陣からの指導も得て、大きく飛躍。初めて花園への切符をつかむなど、確かに目標は達成したが、その先に見えたのは、全国のライバルたちの背中だった。

 コンバージョンキックを決めた加賀愛斗(2年)は「体の強さ、ボールのキープ力、とにかく得点につながるプレーを磨きたいと思った」と決意した。

 聖地の独特の緊張感と、全国のレベルを体感した今、聖光学院フィフティーンの「花園での勝利」という目標が、よりはっきりとしたものになった。