楢葉・井出上ノ原遺跡の出土品返還 発掘調査の中央大・小林教授

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出土した資料について説明する小林教授(左)

 楢葉町の井出上ノ原遺跡で発掘調査を行った中央大文学部の小林謙一教授は28日までに、町に出土した資料を返還した。

 町は東日本大震災、東京電力福島第1原発事故で被災した歴史資料館を来春に再開させる方針で、出土資料も展示する予定。

 同遺跡には縄文時代の住居跡などがあり、小林教授が2006(平成18)~07年の2年間にわたり発掘調査を行い、出土資料の分析を進めてきた。

 震災、原発事故で被災した町の保管場所の修繕が進んだため返還した。

 返還した資料は、繁栄を願う祭事で使われたとみられる縄文時代の石棒や土偶、土器などで、小林教授は、町コミュニティーセンターで資料に関する講演を行った。