福島の「伝統織物」知って!東京で12日販売 今泉女子専門学校

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制作途中の製品を手に「伝統織物の魅力を知ってほしい」と話す(左から)小林さん、木内さん、佐藤真生さん、神山さん

 「福島の伝統織物の魅力を引き出したい」。郡山市の今泉女子専門学校の学生たちが会津に伝わる会津木綿と、昭和村に古くから受け継がれるからむし織の特性を生かした洋服や小物の制作に取り組んでいる。制作した約50点は1月12日、東京・日本橋の県のアンテナショップ、日本橋ふくしま館「ミデッテ」で販売される。

 制作に取り組んでいるのはプロフェッショナル科の木内怜菜さん(4年)、小林友理英さん、佐藤真生さん、神山愛梨さん(3年)、きものコースの佐藤りほさん(2年)の5人。昔から親しまれている伝統織物の魅力を発掘し、東日本大震災に伴う風評の払拭(ふっしょく)につなげようと商品を考案、開発した。

 からむし織は、軽くて通気性が高いことから、着物の上に着るちりよけコートとして仕立てている。透け感があるため、ファッション性も高い。

 保温性が高く、着たり洗濯するたびに丈夫になっていく会津木綿は、汗をたくさんかき、動き回る機会が多い子ども用の服や、柄足袋を中心に制作している。

 会津木綿で男児用の洋服を制作している小林さんは「着る子どもに、会津木綿のように温かくて丈夫な子に育ってほしいという思いを込めて作っている。福島にこんなにいい伝統織物があることを知ってほしい」と話している。