ヘタ残しイチゴ収穫を省力化 郡山・青木HDが新種開発へ

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 フルーツジュース店などを全国展開する青木フルーツホールディングス(HD、郡山市、青木信博会長・社長)は、フルーツジュースに適した新種のイチゴを開発し、県内農家と契約を結んで栽培してもらう制度の構築に着手した。新たな流通体系をつくり、県内農家の安定的な収入や後継者不足解消につなげ、本県復興を後押しする。

 ジュース加工容易、県内農家と契約制度

 新種のイチゴは、収穫時に茎にヘタを残して実の部分だけを収穫できるもの。農家にとっても収穫や出荷の手間が省け、フルーツジュースを作る際にも包丁を使わなくて済むなどの利点がある。

 同HDは昨年、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)と共同開発契約を結び、同機構の久留米研究拠点(福岡県)で品種開発を進めている。約6年間をかけて完成させる計画で、2020年ごろから試験栽培に入る見通し。

 完成後、県内農家に栽培してもらい、同HDが全量を買い取る契約を結ぶなどの制度を構築する方針。青木社長は「全量を買い取ればイチゴを栽培する農家へのリスクは少ない。新たな流通体系をつくり、復興につなげられれば」と話した。

 新年度、福島に新店舗

 青木フルーツホールディングス(HD、郡山市)は新年度、福島市にフルーツショップとフルーツカフェ、タルトの「フルーツピークス」を合わせた店舗を出店する。

 同市郊外の大型ショッピングモール近くへの出店を検討しており、今夏にも着工、新年度中の開店を目指す。

 同HDは新年度、全国でジューススタンドや店舗の新設を計画しているほか、タイ・バンコクで2店舗目となるジューススタンドの出店に着手する方針。

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