下郷の殺人、懲役30年確定 検察、弁護側ともに控訴せず

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 下郷町で2017(平成29)年11月に男性2人の遺体が見つかった事件で、福島地裁の裁判員裁判で殺人、傷害致死などの罪に問われ、有期刑の上限となる懲役30年を言い渡された本籍郡山市、住所不定、無職星久宏被告(40)の判決が4日までに確定した。控訴期限の昨年12月28日までに検察、弁護側ともに控訴しなかった。

 本県の裁判員裁判では過去最長の10日間の日程で審理された。福島地裁は、争点となっていた星受刑者の殺意と傷害致死事件への関与をいずれも認定し、弁護側の主張を退けた。

 判決によると、星被告は07年8月、福島市のアパートで同市出身の男性=当時(37)=の胸を数回殴り死亡させた。16年6月、宇都宮市で二本松市出身男性=当時(42)=の喉を5回殴って窒息死させ、遺体を下郷町の温泉跡地に遺棄するなどした。