「食」と「観光」融合、対策事業着手へ 内堀知事が年頭会見

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亥(い)年にちなんだ三春張子を手に新年の抱負を語る内堀知事

 福島県は新年度、風評対策として本県の食の魅力発信と観光誘客を融合させたインバウンド(訪日外国人旅行者)対策事業に着手する。国・地域、個人・団体で異なる食の趣向など訪日外国人のニーズを踏まえ、きめ細やかな観光戦略を構築する。初年度は、国・地域の食文化に合わせたグルメと本県の観光地を組み合わせた観光プランづくりなどを検討している。

 県は2019年度当初予算案に、関連事業の経費を盛り込む方針。内堀雅雄知事は4日の年頭記者会見で「食と観光を融合させた施策に新年度取り組んでいきたい。福島の魅力発信と合わせ、食の風評払拭(ふっしょく)につなげていきたい」と語った。

 県は本県が誇る観光資源に磨きをかけ、風評払拭とともにインバウンド消費を拡大させ、地域経済の活性化につなげる。県によると、外国人旅行者はラーメンやソースカツ丼などを好む傾向にあり、こうしたニーズと県内の観光地をマッチングさせる。

 このほか個人・団体で異なる旅行形態にも着目。特に、個人客は自ら会員制交流サイト(SNS)で情報を得て訪れるケースが多く、観光地やグルメ情報を分かりやすく伝える発信力強化の戦略にも乗り出す。