女子・郡女大付にV候補の壁 春高バレー、下北沢成徳に0―2

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2年連続の2回戦敗退で肩を落とす郡女大付の選手ら=武蔵野の森総合スポーツプラザ

 バレーボールの全日本高校選手権(春高バレー)第2日は6日、東京・調布市武蔵野の森総合スポーツプラザで2回戦が行われ、本県女子代表の郡山女子大付は下北沢成徳(東京)に0―2で敗れた。

 高さも強さも相手が上だった。高校総体、国体と合わせた3冠を狙う優勝候補を相手に苦しんだ郡女大付。過去最高となる2017(平成29)年のベスト16に並ぶことはできなかった。

 「普段は抜けないブロックの間を打ってこられた」。主将でリベロの井上芙香(3年)は身長160センチの小さな体をいっぱいに投げだし、懸命にボールを追った。チームの守備の要。1回戦では好レシーブで何度も失点を防ぎ、チームを救った。しかし何度も打ち込まれる強烈なスパイク。反応して腕を伸ばしても同じようにはボールを返すことはできなかった。

 3年生の多くは1、2年の時から全国の舞台を経験してきた。過去の最高成績を超えようと3年間の集大成を懸けて臨んだ大会だったが、強豪の壁は越えられなかった。16強入りした17年の主将の鯉渕瑞希さん(立大2年)も応援に駆け付け「勝ちたい気持ちが伝わった。この経験は必ず生きていく」と後輩をたたえた。

 試合後、佐藤浩明監督の「あなた方は先生にとって日本一。この経験が財産になる」との言葉に、選手たちは目頭を熱くした。郡女大付の戦いは次代へと続く。