東京五輪・銅、円谷幸吉の「伝言」 須賀川市、新成人向け冊子

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須賀川市が作成し、新成人に配布する「円谷幸吉からの伝言」

 東京五輪マラソン銅メダリスト円谷幸吉選手=福島県須賀川市出身=の偉業を後世に伝えようと、市は円谷選手の文章「オリンピックの教訓」を収めた冊子「円谷幸吉からの伝言」を作成した。13日に行う成人式で新成人に配布し、2020東京五輪の機運醸成を図る考え。

 市によると、「オリンピックの教訓」は1966(昭和41)年、円谷選手が北海道の新成人向け冊子「成人の書」に寄稿した文章。北海道に赴任した母校自衛隊体育学校の恩師からの依頼を受け、執筆したとされる。

 円谷選手は「オリンピックの教訓」で、銅メダル獲得の心境や厳しい練習の日々を振り返り、東京五輪で「やる気で信念を貫けば何事も成し遂げられる」ということを学んだとしている。その上で「人間の和があってはじめて何ものかがそこに生まれるものと考えます」とし、人間は一人では生きていけないと強調。市は配布を通し、新成人たちが幸福な人生を切り開くエールとする。

 冊子はA4判で12ページ。円谷選手の年譜や競技記録なども収録しており、市は来年以降の成人式でも配布する方針。市の担当者は「冊子が新成人のこれからの人生の励みになれば」としている。

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