市内消費の5割相当に 南相馬・再生可能エネルギー発電量

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昨年12月10日に運転を始めた南相馬原町東太陽光発電所=南相馬市原町区

 南相馬市内の再生可能エネルギーの発電量が、市内全体の消費電力量の約5割相当まで上がったことが7日、市への取材で分かった。市では現在、沿岸部を中心に大規模太陽光発電所(メガソーラー)や風力発電所などで年間約21万7000メガワットが発電され、市内全ての一般家庭約2万6000世帯の使用量を賄える電力を起こしている。

 東京電力福島第1原発事故を受け、市は原子力に頼らないまちづくりを進めており、2012(平成24)年10月、再エネ導入比率を20年度までに65%、30年度までに100%を目指す「同市再生可能エネルギー推進ビジョン」を策定した。市は津波の被害を受けた沿岸部の農地を転用し、買い取った土地を発電事業者に貸し付けるなどし、再エネの導入を進めてきた。

 メガソーラー整備進み

 市内では沿岸部を中心にメガソーラーの整備が進み、同市原町区の南相馬原町東太陽光発電所は昨年12月10日に運転を始めた。南相馬、飯舘両市村間で整備構想がある風力発電施設が実現すれば、市の再エネ導入比率が100%に到達する見込みだ。市新エネルギー推進課は「再エネの導入促進を図るとともに省エネを推奨し、環境との共生を目指したい」としている。

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