東北道「郡山中央スマートIC」13日開通 準備作業は最終段階

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開通前に報道公開された郡山中央スマートICの下り線側入り口=9日午後、郡山市

 福島県郡山市西部に整備が進んでいた自動料金収受システム(ETC)搭載車専用の東北道郡山中央スマートインターチェンジ(IC)が13日、開通する。東日本高速道路(ネクスコ東日本)は9日、開通を控えたICの現場を報道陣に公開した。

 同ICは郡山、郡山南両IC間にあり、県道郡山矢吹線(通称・新さくら通り)と東北道本線を直結する形で整備した。ネクスコ東日本によると、本線には案内標識などを設置。機器の最終調整も行われており、開通に向けた準備が進む。

 市街地渋滞緩和に期待 医療機関アクセス向上も

 13日開通する自動料金収受システム(ETC)搭載車専用の東北道郡山中央スマートインターチェンジ(IC)。開通による市街地の交通渋滞緩和や、医療機関へのアクセス向上などが期待されている。

 郡山中央スマートICは郡山ICと郡山南ICの間にあり、郡山ICの4.6キロ南、郡山南ICの41キロ北に位置する。パーキングエリアやサービスエリアを使わず、県道郡山矢吹線(通称・新さくら通り)と東北道の上下線を直接つなぐ。

 郡山中央ICの開通により、混雑する国道49号などを通らずに市街地へのアクセスが可能となるため渋滞の緩和が期待されるほか、郡山中央ICから近い第3次救急医療施設の太田西ノ内病院への搬送時間短縮も見込まれる。また、陸上自衛隊郡山駐屯地から最寄りのICとなるため、災害時の物資輸送や人的支援の円滑な活動への役割も期待される。

 9日の現場公開では、ネクスコ東日本の荻野政行郡山管理事務所長が「交通の分散による渋滞緩和や、医療機関へのアクセス向上などに期待したい」と語った。

 ETC車載器を搭載した全車種対応で、24時間運用する。当初は今年3月開通を予定していたが、工事が順調に進んだことから、開通を約2カ月前倒しした。同市でのIC開通は、磐越道郡山東IC以来24年ぶりとなる。