「インフルエンザ」注意報レベル超え 福島県、流行拡大のおそれ

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 福島県は9日、県内83定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数が1123人で前週から758人急増し、注意報レベルの基準(1定点当たり10人)を超えたと発表した。今後4週間以内にさらに流行が拡大するおそれがあり、県が注意を呼び掛けている。

 県感染症発生動向調査週報(昨年12月31日~1月6日)で、インフルエンザ患者の報告数は1定点当たり13.53人。注意報レベルを超えたのは昨季より1週間遅い。中核市・保健福祉事務所別で患者数が最も多いのは県南の233人で前週から201人増加。会津186人、郡山市177人、いわき市156人と続いた。

 インフルエンザは例年、1月末から2月上旬にかけて流行のピークを迎える。

 厚生労働省によると、都道府県別で1医療機関当たりの患者数が多いのは北海道(32.07人)、愛知(3045人)、岐阜(2033人)、熊本(1453人)の順。43都道府県で前週よりも増えた。直近5週間に検出されたウイルスは2009年に新型として流行したA型が最多だった。

 県はインフルエンザの予防法として体調管理や小まめな手洗い、適度な保湿を呼び掛ける。また、重症化を防ぐためのワクチン接種や人が集まる場所への外出を控えること、マスクの装着も重要としている。