伝統和紙の卒業証書 遠野高3年生が作製、初めて紙すきに挑戦

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祐さんのアドバイスを受けて遠野和紙作りに挑戦する生徒ら

 遠野高の3年生45人は10日、いわき市遠野町の同校で、自らの卒業証書となる伝統工芸紙「遠野和紙」の紙すきに挑戦した。同校の卒業生には毎年、遠野和紙の卒業証書が贈られているが、卒業する3年生全員が紙すきを行うのは初めて。

 500年を超える歴史があるとされる遠野和紙の伝承が目的。昨年10月に地域おこし協力隊に就き、遠野和紙の技術伝承に取り組む平山祐さん(36)、綾子さん(32)夫妻が紙すきを指導した。

 祐さんのアドバイスを受けて紙すきを行った男子生徒(3年)は「非常に難しかったが、何とかうまくできたと思う。自分で作った和紙が卒業証書になるのが楽しみ」と語った。

 同校では、生徒会や家庭クラブ、商業研究部が中心となって遠野和紙の原材料となるコウゾの植樹や、つなぎの役割を果たすトロロアオイの栽培などにも取り組んでいる。今回、卒業証書となる和紙の原材料には生徒たちが育てたトロロアオイが使われた。

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