双葉町民が『巨大ダルマ』に願い...復興公営住宅で「ダルマ市」

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勿来酒井団地で開かれた「双葉町ダルマ市」で、巨大ダルマを引き合う町民ら=12日午後、いわき市勿来町

 東京電力福島第1原発事故に伴い全町避難が続く、双葉町の新春恒例行事「双葉町ダルマ市」は12日、いわき市勿来町の復興公営住宅「勿来酒井団地」で始まった。町が町外拠点に位置付ける同団地での開催は初めて。13日まで。

 初日は名物の「巨大ダルマ引き」が行われた。巨大ダルマは高さ約3.3メートル、重さ約1トン。北が勝てば豊年満作、南が勝てば商売繁盛の年になるとされる。今年は約180人が参加し、巨大ダルマを引き合った。3本勝負の結果、2勝1敗で南に軍配が上がった。

 会場では縁起物の「双葉ダルマ」を販売。来場者が復興や1年の健康などを願ってだるまを買い求めている。JA福島さくらふたば地区女性部双葉支部が絵付けした双葉ダルマは、〈1〉太平洋をイメージした青い縁に桜とキジの羽〈2〉双葉町の「双」を図案化した町章とササの葉―をあしらった2種類のデザインがある。

 最終日は、町民俗芸能発表会や町芸能発表会、消防団ダルマ神輿(みこし)などを予定。

 ダルマ市は江戸時代から受け継がれる伝統行事。町民有志の会「夢ふたば人」が伝統を継続しようと、2012(平成24)年からいわき市で開いている。

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