「郡山中央スマートIC」交通渋滞の緩和や医療・災害対応期待

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開通したばかりの郡山中央スマートICのゲートを通過し本線を目指す車列=13日午後3時、郡山市

 郡山中央スマートICの開通により、混雑する国道を通らずに東北道から郡山市役所をはじめ中心市街地に向かうことが可能となり、交通渋滞の緩和や医療機関へのアクセス向上などが期待されている。

 「多くの利用者に愛され、地域の持続的発展を支える拠点となることを願う」。開通式で品川萬里市長は、行政サービスや人口減少対策など共通の課題に連携して取り組む連携中枢都市圏の形成を見据え、期待感をにじませた。

 同都市圏は、同市と近隣14市町村で構成し、本年度中に形成される見通し。

 ネクスコ東日本などは、田村市に整備している磐越道田村スマートICの本年度中の利用開始を目指しており、品川市長は「高速道路などのネットワークの強化は、圏域をはじめ県全体の復興や発展に貢献するものと考えている」と語った。

 救急医療施設への新たな搬送路としての機能も、期待される効果の一つ。郡山市には県中・県南地域唯一の第3次救急医療施設・太田西ノ内病院があり、郡山南ICからの搬送時間と比較して約2分短縮される。

 また郡山中央スマートICは陸上自衛隊郡山駐屯地の最寄りのICとなり、自衛隊車両の通行にも対応する。災害時の物資輸送や人的支援の円滑化も見込まれ、同駐屯地は「高速道路へのアクセス性が向上し、災害派遣活動での部隊展開や、災害時の補給拠点となった場合の被災地に対する迅速な物資輸送が可能となる」とした。

 同スマートICの通行第1号となった三春町の会社員、男性(37)は「いよいよ開通という気持ち。待ち遠しかった」と声を弾ませた。この日は、福島市で行われているイルミネーションを見るため家族で利用し「IC開通で通行の選択肢が増え、移動しやすくなる」と話した。

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