尾瀬の電気バス出発式 環境保護へ、会津バス一般営業路線に導入

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尾瀬に住む動物や昆虫、花などがあしらわれた電気バス

 会津乗合自動車(会津バス、会津若松市)が福島県側から尾瀬国立公園に入るルートでシャトルバスとして運行する電気バスの出発セレモニーは12日、会津若松市のJR会津若松駅前で行われた。

 従来のディーゼル車から電気バスに切り替わることで二酸化炭素や排出ガスを大幅に削減できる。

 導入されたシャトルバスの運行期間は5月中旬~10月下旬。それ以外の期間は同市の中心路線松長西若松線で運行する。

 導入車両は中国の大手BYD社製、同社の中型電気バス導入は国内で初めてで一般営業路線への電気バス導入は県内で初めてとなる。

 会津バスによると、車両価格は通常の2.5倍だが、導入には国土交通省の補助金を活用した。フル充電時の航続距離は180キロ。尾瀬に住む動植物をあしらったラッピングバスに仕上げた。会員制交流サイト(SNS)を通じた情報発信を狙い、バス上部には「#尾瀬バス」の文字も入っている。

 セレモニーでは佐藤俊材社長が「自然保護の歴史の新たな一歩となる。電気バスの快適性を体感してほしい」とあいさつした。テープカットや試乗も行われた。