福島県期待の「新成人」人生の節目 さまざまな分野で飛躍誓う

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「目標は日本代表入り」と抱負を語る水野さん=福島市

 県内各地で13日に行われた成人式。さまざまな分野で活躍を期す本県期待の新成人たちも人生の節目を迎え、各分野での一層の飛躍を誓った。

 「福島の子どもに希望を」

 【バスケットボール・水野幹太さん】「目標はバスケットボール日本代表入り。まずは関東大学リーグ1部で活躍したい」。福島市の成人式に出席した法政大2年の水野幹太さん=神奈川県在住=は決意を新たにする。
 福島南高時代は主将としてインターハイ3位の好成績を収め、U―19(19歳以下)の日本代表にも選ばれた。法大は同リーグで一時、3部に転落するなど低迷したが、今季から念願の1部復帰となる。
 「正念場の今季はチームを引っ張り、大学バスケで存在感を示す」と気合十分。生まれ育った古里・福島に誇りを抱き、「福島の子どもたちに希望を与える選手になる」と前を向いた。

 「挑戦を忘れない」

 【野球・公家響さん】名門・横浜高の主将として2016(平成28)年夏の甲子園に出場した、会津若松市出身で明治大2年の公家響さん=東京都在住=は同市の成人式に出席。新成人を代表して「はたちのちかい」を述べ、プロや社会人として通用する野球人を目指し、挑戦を続けると誓った。
 若松四中卒業後、地元を離れた。大学入学後は高校野球とのレベルの違いを痛感したが、幼い頃から口にし、身に染み付いた「あいづっこ宣言」が支えになっているという。会津の伝統的な規範意識を踏まえた同宣言のうち「夢に向かって頑張ります」の一文をかみしめ、練習に励む日々。「挑戦する気持ちを忘れずに、今まで培ってきた精神力で頑張りたい」と話した。

 「一期一会大切に」

 【ピアニスト 山﨑亮汰さん】米ロサンゼルスのコルバーン音楽院に留学し、ピアノのレッスンに励む郡山市出身の山﨑亮汰さんは「成人として、今まで以上に自分に責任を持ち、さまざまな面で努力していかなければならない」と話した。
 安積黎明高3年だった2016(平成28)年にジュニア世代の登竜門とされる米国のトーマス&エボン・クーパー国際コンクールで日本人初優勝を飾った。桐朋学園大音楽学部に進学し、17年4月と昨年3月には同市でリサイタルを開いた。
 昨年10月に留学し、「良い刺激を受けている。文化が入り混じる中で、たくさんの人とつながることができ、その経験が人間的にも音楽的にも自分を成長させてくれているように思う。一期一会を大切にしていきたい」と抱負を語った。

 「福島の魅力海外に伝える」

 【モデル・石山城カルヴァンさん】「さまざまなブランドのファッションショーでランウエーを歩く」と抱負を語るのは、福島市出身のモデル石山城カルヴァンさん。昨年のカナダのモデルオーディションでグランプリを獲得して「世界的活動を展開する」と挑戦を誓う。
 191センチ、9.5頭身というスタイルに、端正な甘いマスク―。2015(平成27)年の「東京ボーイズコレクション イケメン総選挙」でグランプリを受賞すると、海外に通用するモデルを目指し、高校卒業から約1年、カナダへ留学した。
 「海外で暮らし、古里・福島の良さを再確認した」という。出身地を聞かれて「日本の福島」と答えると、偏見や誤解を持つ人の多さに驚いた。「今後も福島出身は隠さない。魅力を海外に伝えていければ」。福島人の誇りを胸に、世界に羽ばたくつもりだ。