「田んぼリンク」オープン 川俣スケートクラブ前会長の遺志継ぐ

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田んぼリンクで初滑りを楽しむ子どもたち

 「田んぼリンク」の愛称で親しまれる福島県川俣町山木屋の「絹の里やまきやスケートリンク」が14日、オープンした。同リンクを30年以上にわたり運営してきた川俣スケートクラブ会長の菅野十一さんが昨年5月に亡くなってから初めてのリンク開きで、会員は「いいリンクができた」と晴れ渡った空に思いをはせた。

 副会長としてリンクを支え、会長を受け継いだ大内秀一さん(70)は「いいリンクができた。次の世代にバトンタッチするまでしっかりやらなきゃな」と菅野さんの遺志を引き継ぐ覚悟を込めた。

 田んぼリンクは、冬に冷え込む山木屋の気候条件を生かした天然リンク。毎年、地元住民らが放水しながら徐々に凍らせて仕上げている。今年は、年末に降った雪が解けて固まったことで昨年より1週間早いオープンになった。

 この日は、早朝から初滑りを楽しむ来場者が集まり、歓声がリンクにこだました。福島市の南向台小3年の児童(9)は「去年来た時よりも上手に滑れた」と笑顔を見せた。

 営業は土、日曜日で来月中旬までの見込み。平日は予約が必要。時間は午前9時~午後4時。リンクの状況は川俣町のホームページで確認できる。料金は大人500円、高校生以下は200円。