山田五郎さんが軽妙な話術で紹介 ブリューゲル展ガイドツアー

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軽妙なトークで作品を紹介した山田さん(左から2人目)

 郡山市立美術館で開催中の「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」で15日、ガイドツアーが行われ、参加者が美術評論家の山田五郎さんの軽妙な話術を楽しみながら、作品への理解を深めた。

 県内外から約50人が参加した。山田さんは約100点の作品の中から、ピーテル・ブリューゲル1世が下絵を描いた「最後の審判」や、ピーテル・ブリューゲル2世の「野外での婚礼の踊り」など7点を解説。作者の経歴や時代背景を、ユーモアを交えながら紹介した。

 一族の祖であるピーテル1世の作品について「農民の日常を生き生きと描き、そこに農民への愛が感じられる」と評価。ピーテル1世の長男のピーテル2世と次男のヤン・ブリューゲル1世を比較し「偉大な父を持つ長男はつらい」と展示を総括して笑いを誘った。

 同市から参加した50代の夫婦は「分かりやすく、引き込まれた。作品の背景を知り、さらに作品に興味を持って鑑賞できた」と話した。