木質バイオマス発電所、20年春に完成 田村で工事安全祈る

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工事の安全を祈り、くわ入れする小檜山社長

 田村木質バイオマス発電所の安全祈願祭が15日、田村市大越町の産業団地で行われた。発電所では県中地区を中心とした県内各地から木材を集め、燃料にして発電する。2020年春ごろの完成予定。

 廃棄物処理や再生可能エネルギー事業を手掛けるタケエイ(東京都)が設立した田村バイオマスエナジー(田村市、小檜山良一社長)が発電事業に取り組む。

 木質チップ貯留棟やタービン棟、ボイラー棟などを備え、延べ床面積は約3864平方メートル。最大出力は約7100キロワットで、年間発電量は一般家庭約1万5千世帯の年間消費電力量に相当する。発電した電気は東北電力などに売電する予定だ。

 同市と2社は16年7月に、企業立地に関する基本協定を結んだ。田村バイオマスエナジーは20人程度の雇用を見込んでいる 。

 関係者がくわ入れするなど工事の安全を祈った。小檜山社長は「地域に密着し、信頼される事業を推進したい」、本田仁一市長は「林業再興や新産業創出に期待したい」と述べた。