福島県内景気「緩やかに回復」 4カ月連続、日銀福島支店が概況

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 日銀福島支店が16日発表した昨年12月の県金融経済概況は、県内景気を「一部に弱い動きがみられるものの、総じてみれば緩やかに回復している」とし、4カ月連続で判断を維持した。

 福島市で記者会見した中山興支店長は「復興需要のピークアウトで公共投資が減少して、景気を下押しする原因になっている」とした上で、「企業の生産活動は稼働率が高く、設備投資も好調で、労働市場も引き締まった状況が続いている。それが家計所得、個人消費の増加につながり、景気が緩やかに回復している姿に変わりはない」と分析した。

 ただ、先行きのリスクとして、〈1〉公共工事の減少〈2〉企業倒産の増加〈3〉米中貿易摩擦の影響〈4〉英国のEU離脱の影響〈5〉人手不足による賃金コストの上昇―を挙げ、「現時点で本県経済を目立って下押ししているわけではないが、影響が出る可能性はある」とした。