たばこ喫煙...『高いリスク』 福島県警察学校、初任科生に講習

喫煙リスクについて講習を受ける初任科生たち
県警察学校は21日、福島市の同校で、初任教養を受ける初任科生を対象に健康管理講習を行った。初任科生がたばこの健康リスクについて知識を深めた。
講義の一環として初めて企画した。福島医大放射線健康管理学講座の講師で、同大災害医療総合学習センター副センター長の熊谷敦史さんが講師を務め、「それでも たばこを吸いますか?」を演題に講話した。
熊谷さんは「吸い続けると生きづらい。できるだけ早い時期にたばこをやめ、吸わないことが将来の元気な生活にとって大切なこと」と話した。その上で、熊谷さんは、喫煙者の女性で2.9倍、男性で3.64倍高くなる心筋梗塞のリスクなどを解説した。
同校に在籍している初任科長期生は78人。このうち成人は28人で、喫煙者は7人、喫煙率は25%という。佐藤実学校長は「未成年者も多く在籍している。喫煙し始める前にたばこの影響を知ってもらうため企画した。すでに喫煙している者は健康リスクを理解し、健康管理に努めてほしいと考えている」と話した。
健康への意識を高めてもらうため講習のほかに、同校は昨年8月から、勤務時間内の禁煙にも取り組んでいる。
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