いわき鹿島水素ステーション3月5日開所 福島県内初の商用定置式

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既存のガソリンスタンドに併設される「いわき鹿島水素ステーション」

 いわき市の根本通商(根本克頼社長)が整備を進めている福島県内初の商用定置式水素ステーションは3月5日、同市鹿島町に開所する。同日午前11時からの開所充填(じゅうてん)式には、水素を動力源とするトヨタの燃料電池自動車(FCV)「MIRAI(ミライ)」が22台並ぶ予定で、次世代エネルギー利活用の先進地としての都市イメージを発信する。

 「いわき鹿島水素ステーション」として、根本通商が運営するコスモ石油鹿島給油所敷地内に併設される。同ステーションには、一般客が利用できるMIRAIのレンタカー1台を配備する。レンタカー事業で、FCVの利便性や安全性を体験してもらう機会を提供し、FCVの普及促進を後押しする。

 根本通商は、インフラ事業者や自動車メーカーなどでつくる日本水素ステーションネットワーク合同会社に参画。整備した水素ステーションは合同会社が所有し、根本通商が運営の業務委託を受ける。当面は需要が乏しいとみられる水素ステーションの安定運営につなげる。

 商用定置式水素ステーションの設置は東北では仙台市に次ぎ2カ所目。県内の商用水素ステーションとしては、アポロガス(福島市)の子会社「ふくしまハイドロサプライ」が移動式を運営している。