幕下・若元春、新十両へ前進『無傷の5連勝!』 大相撲初場所

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 大相撲初場所(東京・両国国技館)で21日、西幕下3枚目の若元春(25)=本名大波港(みなと)、学法福島高卒=が無傷の5連勝を飾り、来場所での新十両へ前進した。「まだ2番残っている。気を抜かず、分からないよっていう気持ちで臨みたい」と言いつつ、頬は緩んでいた。

 この日は十両での取組となり「所作が分からず緊張した」。それでも取り口は力強く「(まわしが)取れても取れなくても前へ攻めよう」と元関脇の豪風を押し出した。

 福島市出身で、元小結若葉山を祖父に持つ力士3兄弟(いずれも荒汐部屋)の次男。兄の若隆元(27)=本名渡(わたる)、学法福島高卒=は東幕下40枚目。弟の若隆景(24)=本名渥(あつし)、東洋大卒=は東十両5枚目で、史上16組目の兄弟同時関取に向け「最初の3番くらいの相撲が取れれば、残り二つも勝てる」と気合を入れていた。

 父も太鼓判「内容良い」

 若元春の父、大波政志さん(51)は「今場所はどの取組も内容が良く、自分の相撲が取り切れている」と太鼓判を押す。その上で「先に十両に昇進した弟の若隆景と比べると遅いくらいだが、型や馬力は十分で、これからは体づくりが重要になる」とし「今場所で体重が5キロ増えたようで、重みも出てきた。10キロ、20キロとさらに増やし、番付を上げていってほしい」と期待した。