「似顔絵捜査官」技能を競う 福島県警がコンクール

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顔の特徴をまとめたメモを基に似顔絵を描く捜査官

 福島県警は22日、県警本部で似顔絵捜査官の技能を競う「似顔絵コンクール」を開き、レベルアップを図った。

 本部や各署で活動する似顔絵捜査官約60人が参加した。参加者は30分の制限時間が設定される中、顔の特徴などを記したメモ「問診票」を基に似顔絵を作成した。県警は審査を行い、優秀者を表彰する。

 県内の似顔絵捜査官は124人。県警によると、昨年1年間では、209件の事件で244枚の似顔絵が作成された。このうち4件の事件では似顔絵を基にした捜査で容疑者らの特定や摘発につながった。

 小林瑞秀鑑識課長は「似顔絵の長所は機動性。紙とペンがあればすぐに似顔絵を作成し、捜査員で似顔絵を共有して捜査できる。デジタルの時代だが、今でも重要な捜査手法の一つ」と話した。

 コンクールに先立ち、警察庁指定広域技能指導官で、群馬県警科学捜査研究所職員の緑川順さんを講師に講習会を開いた。