東京五輪へ県産品発信 福島牛や日本酒振る舞い、都内で交流会

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県産農林水産物で作った料理を手に取る参加者

 2020年東京五輪・パラリンピックを好機として福島県産農林水産物の販売を拡大しようと、県は23日、都内で食の交流会「ふくしまプライド。食材博」を開いた。首都圏を中心に流通、販売業者ら約220人を迎え、県内の生産者が誇る食材のおいしさを発信した。

 会場では県産の野菜や果物、福島牛、会津地鶏、県オリジナル水稲品種「天のつぶ」などを使った料理、日本酒が振る舞われた。県内生産団体の代表約100人が駆け付け、県産品の質の高さを売り込んだ。

 立食パーティーに先立ち郡山市の書家千葉清藍さんが「福祥」の文字を揮毫(きごう)した。千葉さんは「福島は食の宝庫。書を通して福島の食や自然の美しさを伝えたい」と意気込みを話した。

 「天のつぶ」を提供したカトウファーム(福島市)専務の加藤絵美さんも登壇し、農産物の安全性にお墨付きを与えるGAP(ギャップ、農業生産工程管理)の国際認証「グローバルGAP」を取得した経緯に触れ「東京五輪で福島の農産物を扱ってもらえれば、希望につながる」と語った。

 内堀雅雄知事は報道陣に「福島の食をどのように食べたらよりおいしいのか、6次化商品を含めてPRすることが魅力向上と販路拡大につながる」と述べ、県産品の名称や包装の改良に力を入れる考えを示した。

 来賓の桜田義孝五輪相はあいさつで、野球・ソフトボールの一部競技が行われるあづま球場(福島市)に言及し「選手や観客にアピールしてほしい」と述べた。結城政美JA福島五連副会長の発声で乾杯した。