室屋選手「福島の応援感じて飛ぶ」 エアレース王座奪還へ決意

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2019年シーズンの開幕前に、「世界一を目指す」と意気込みを語る室屋選手=東京都渋谷区、23日午前

 レース専用飛行機の国際レース「レッドブル・エアレース・チャンピオンシップ」で2017年シーズンに年間総合王者に輝いた室屋義秀選手(45)=福島市=は23日、今季の開幕を前に東京都内で記者会見に臨んだ。昨季は年間総合5位と2連覇を逃したが、「終わりのない追求を重ね、常に最高峰で飛び続ける。福島の人々の応援を感じながら、世界一を目指す」と王座奪還への決意を語った。

 室屋選手は「世界の頂点に立ってみて(王者として)居続ける難しさを深く実感した」と参戦7季目となった昨季を振り返った。一方、過去2番目の順位となった点に「熾烈(しれつ)な戦いの連続だったが、多くのトラブルを乗り越えた5位。悲観していない」と語り、「他チームに負けないよう常に進化し、研究開発と練習を積む」とさらなる成長を約束した。

 開幕戦のアブダビ大会(2月8、9の両日)に向け、今月末には現地入りする予定。今季は、昨季最終戦のフォートワース大会(米国)にエンジンを更新した、昨季と同じ機体で臨むが「勝利のこつは日々の積み重ねで準備は万端。開幕から良いスタートを切りたい」と約2週間後の開幕を見据えた。

 室屋選手は昨秋、拠点とするふくしまスカイパーク(福島市)に航空機展示場を整備、今後は航空関連の人材育成にも取り組む方針。開幕に向け「支えてくれる福島のみんなと世界王者を狙う」と誓った。

 室屋選手は2016(平成28)年にみんゆう県民大賞スポーツ賞、17年に県民栄誉賞を受賞した。