「元気な福島」切り取る いわき・小名浜で鈴木渉さん写真展

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「ふくしまの元気発信!」をテーマに写真展を開いている鈴木さん

 本県の民俗芸能や祭りなどを撮影している埼玉県入間市の写真愛好家鈴木渉さん(66)の写真展「ふるさとの宝もの」は30日まで、いわき市小名浜のいわき・ら・ら・ミュウで開かれている。「生涯を懸けて福島に通うと決めている」という入魂の作品157点が並んでいる。

 「福島県で発電した電気で豊かな生活を享受していた一人として、福島の復興に当事者として取り組まなければならないのではないか」。本県にほとんど縁のなかった鈴木さんは2013(平成25)年に会社を定年退職後、6年間で約120回、県内各地を撮影活動で駆け回った。撮影で県民と交流を重ねるうちに、写真に対する考え方が変化。写真の完成度よりも、純粋に元気な姿を見て喜んでもらいたいと、あらゆるものにレンズを向けるようになった。

 写真展は鈴木さんが代表を務める「ふるさとの宝ものプロジェクト」の主催で、同市では昨年に続き2回目。今回は「ふくしまの元気発信!」をテーマに、ヒマワリ畑(飯舘村)や上手岡麓山神社の火祭り(富岡町)、金沢の羽山ごもり(福島市松川町)、会津田島祇園祭(南会津町)など、県内各地で撮影した県民の豊かな表情や営み、風景などでギャラリーを埋めた。

 また、鈴木さんは今回の出展作品から厳選した作品で写真集(送料込み1000円)を発行した。