郡山商、福島県勢初「3位」 高校総体スケート女子団体追い抜き

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3位入賞に笑顔を見せる郡山商の(右から)遠藤、秋山、安田=26日・磐梯熱海スポーツパーク郡山スケート場

 スピードスケートの第68回全国高校総合体育大会(インターハイ)最終日は26日、郡山市の磐梯熱海スポーツパーク郡山スケート場で男女2000メートルリレーと男女団体追い抜きの4種目が行われた。県勢は女子団体追い抜きで郡山商(秋山光希、遠藤真夏、安田彩夏)が3分31秒46をマーク、3位入賞した。県高体連によると県勢のスピードスケートの表彰台は男女通じて初めて。学校対抗は男子が白樺学園(北海道)、女子が山形中央が優勝した。

 『チーム力』最大限発揮 監督「最高の滑り」

 個人競技で入賞を果たせなかった3人が最後に笑顔を輝かせた。郡山市で26日行われた全国高校総合体育大会(インターハイ)スピードスケート競技。小学生から郡山スケート場で培ってきたチーム力が、女子団体追い抜きで県勢初の快挙を生んだ。

 郡山商の黒沢政弘監督(46)は開口一番「息も合い、最高の滑りだった」と3人をたたえた。競技力向上に向け県連盟は小、中、高校と一貫した育成に取り組んできた。団体追い抜きの秋山光希(3年)、遠藤真夏(2年)、安田彩夏(同)も「家族と同じぐらい長く過ごしてきた」(安田)という仲間だ。性格も滑りの特徴も熟知するチーム力が強み。地元リンクの大舞台でそれを最大限に発揮した。風や雪の影響もあり、タイムを落とすチームがある中、郡山商は3人が一糸乱れぬ滑り。特に最後の1周は、あうんの呼吸で選手同士が入れ替わり、4位と0.28秒差で3位を手にした。

 目標だった表彰台。「武器のチーム力を最大限発揮できた」と秋山は笑顔をはじけさせた。厳しい練習を乗り越えてきた仲間と味わう喜びは、やはり格別だった。