「ブリューゲル展」作品鑑賞...『色』に注目 佐治郡山美術館長

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
作品の色の見方を解説する佐治館長

 郡山市立美術館で開催中の「郡山市立美術館で開催中の「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」で26日、同館の佐治ゆかり館長の講座が開かれ、来場者が「色」に着目した作品の見方に理解を深めた。

 佐治館長は、「中世ヨーロッパの色 ブリューゲル作品に探る」をテーマに講演した。「描かれている物の色、描くときに用いた色、時間の経過」の三つの視点から、時代背景や当時の染色の技術、絵の具の使い方などについて解説した。

 さまざまな色の中でも、「赤」について「常に人の注目を集める。無自覚に使える色ではない」と着目。ピーテル・ブリューゲル1世の「婚宴の踊り」について「全体の中で赤がバランスよく配置され、構造上うまく使われている」と解説した。