新ブランド米開発者が特長解説 「天栄米ゆうだい21」に理解深める

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講演する前田名誉教授

 天栄村が新ブランド米「天栄米ゆうだい21」として栽培している水稲の新品種「ゆうだい21」開発者の前田忠信宇都宮大名誉教授が28日までに、村生涯学習センター「文化の森てんえい」で講演し、ゆうだい21の特長などを解説した。

 前田名誉教授は「(ゆうだい21は)コシヒカリよりも粒が大きく細長で、粘りが強い。冷めても粘りが落ちず、お弁当やおにぎりにしてもおいしい」と魅力を強調。「草丈が伸長する傾向にあり、茎は太くて硬く倒れにくい。いもち病にも強い」などと、栽培上の強みを語った。

 前田名誉教授は1990(平成2)年、同大の試験田で大きな稲穂を持つ一株を発見し、この株からできた穂の大きな株を選び栽培を継続。2000年に生じた変異株をコシヒカリと比較しながら栽培する地道な作業の結果、10年に品種登録が実現し「ゆうだい21」が生まれたという。

 講演会は村と村認定農業者会の主催。「天栄米ゆうだい21」の生産拡大、普及に向け開催し、村内のコメ農家ら約100人が聴講した。