新十両・若元春が誕生! 福島市出身、史上20組目の兄弟関取

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十両昇進が決まり、「自分らしい相撲を取る」と意気込む若元春=東京都・荒汐部屋

 日本相撲協会は30日、東京・両国国技館で大相撲春場所(3月10日初日・エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議を開き、若元春(わかもとはる)(25)=本名大波港(みなと)、学法福島高卒=の新十両昇進を決めた。

 若元春は十両若隆景(わかたかかげ)(24)=本名渥(あつし)、学法福島高―東洋大卒=の兄で史上20組目の兄弟関取が誕生した。本県出身の兄弟関取は泉崎村出身の元関脇玉乃島(現・年寄放駒)と元十両玉光国以来。若元春は東京都内の荒汐部屋で記者会見し「十両だからと気負わず、自分らしい前へ出る相撲を取っていきたい」と意気込みを語った。同席した荒汐親方は「今場所のような先手を取る相撲を磨いてほしい」と期待を込めた。

 若元春は福島市出身で、元小結若葉山を祖父に持つ力士3兄弟(いずれも荒汐部屋)の次男。長男の若隆元(わかたかもと)(27)=本名渡(わたる)、学法福島高卒=は幕下力士。

 若元春「地元の期待に応えたい」

 ―十両昇進で期待の声が上がっている。
 「親からは電話で『おめでとう。十両に上がってからが大変だぞ』と言われている。地元の期待にも応えられるように頑張りたい」

 ―祖父は元小結。
 「(小結は)目標というよりも夢。十両に上がるのに長くかかってしまった。十両に上がったからといって、いつも以上の力が出るわけではない。甘さを捨てて自分らしい前に出る相撲を取っていく」

 ―締め込みの色は。
 「黒にする。入門1年目に元小結時天空の間垣親方(2017年死去)と話す機会があり、最初は地味な色がいいと言われた」