再エネ発電200万キロワット増目指す 東北電力、東北の資源活用へ

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 東北電力は30日、再生可能エネルギー事業を拡大すると発表した。再エネが原子力や火力と並んで主力電源になっていくことを念頭に、風力発電を主軸に太陽光や水力、地熱、バイオマスなどの再エネ分野で新たに200万キロワット分の開発を目指す。

 200万キロワットは原町火力発電所の総出力に相当する。東北電は再エネを「気象条件により発電出力が変動するなど課題がある一方、技術の進展などに伴って将来的には主力電源の一つになっていく」と捉え、東北・新潟エリアに豊富に存在する再エネの活用に取り組む考え。

 経営層をトップとする「再生可能エネルギー事業推進会議」を年度内に立ち上げ、7月には「再生可能エネルギー事業推進室」を設置する。

 原田宏哉社長は30日の記者会見で、「再生可能エネルギーの役割、重要性は今後高まっていく。これまで以上に力を入れていきたい」と意欲を語った。

 200万キロワット相当の開発に向けて「1千億円を超える規模の投資が必要」との見通しを示した。達成時期については「明確にすることは難しいが、できるだけ早くしたい」と語った。

 東北電は今年の新たな事業への挑戦として、地域のガス事業者との連携強化方針も発表した。