高齢者の移動確保へ ボランティア輸送、いわきで協定締結

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清水市長(中央)と協定を交わした永山会長(左)と蛭田会長

 いわき市と同市三和町、田人の両地域振興協議会は29日、中山間地域に住む高齢者の移動手段確保に向けた「ボランティア輸送」についてのパートナーシップ協定を締結した。

 2月に輸送で使用する電気自動車が2台ずつ、三和、田人の両支所に配備される。両協議会は、ボランティアドライバーの研修や試運転などを実施し、準備が整い次第、ボランティア輸送を開始する。

 田人地区では30人、三和では20人程度、ボランティアドライバーを確保している。

 利用者は両地区とも100人程度となる見通し。協議会に利用者登録した住民が電話予約し、計画に沿って運行される。利用者は地区内での行事や社会福祉活動のほか、地区外での買い物の際にボランティア輸送を利用できる。

 締結式は29日、市役所で行われ、清水敏男市長と三和町地域振興協議会の永山肇一会長、田人地域振興協議会の蛭田一会長が協定書を交わした。永山会長は「高齢者の移動手段は住民の念願。より良い交通システムになるよう努力したい」、蛭田会長は「中山間地域のモデルとなるよう取り組んでいきたい」と話した。