広野沖・コモンカスベから161ベクレル 14年以来の基準値超え

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 県漁連は31日、広野町沖で同日実施した底引き網漁の試験操業で、コモンカスベから食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える161ベクレルが検出されたと発表し、試験操業を自粛した。試験操業で漁獲した魚が基準値を上回ったのは、2014(平成26)年2月のユメカサゴ(ノドグロ)以来。県漁連は、同日水揚げされた245.6キロを全量回収したため、市場には流通していない。今後、県や水産庁などと対応を検討する。

 県漁連によると、コモンカスベは広野町の約11キロ沖、水深62メートルの海域で漁獲された。本県沖で漁獲されるコモンカスベは16年8月、国の出荷制限が解除された。

 県水産海洋研究センターによると、コモンカスベは18年7~12月に86回検査、84回が検出限界値未満で、最高値は8.5ベクレルだった。