「東北絆まつり」来場30万人目標! 福島で6月1、2日初開催

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 東北6県を代表する祭りが集結し、東日本大震災の鎮魂と復興を願う「東北絆まつり」の実行委員会(会長・木幡浩福島市長)は1日、「東北絆まつり2019福島」を6月1、2の両日、福島市で初開催すると正式発表した。各県の県庁所在地を代表する祭りによる1000人規模のパレードに加え、本県の市町村の祭りも参加してイベントを盛り上げる。来場者数は「2日間で30万人」が目標で、本県復興を全国に発信する。

 福島市で1日に開かれた共同記者会見で概要を発表、木幡市長や東北各地の関係者らが意気込みを述べた。

 開催時間は午前10時~午後5時(一部会場で午後7時まで検討)。パレードには福島わらじまつりのほか、青森ねぶた祭、秋田竿燈(かんとう)まつり、盛岡さんさ踊り、山形花笠まつり、仙台七夕まつりが参加する。開催時間は両日とも午後で、場所は2013年に同市で開催された「東北六魂祭(ろっこんさい)」と同じ国道4号の約1.1キロ。有料観覧席を設ける予定で、詳細は4月ごろに発表する。公式ホームページは1日から運用されている。

 福島市役所周辺にメイン会場とサブ会場を置く。東北6市や県内市町村の魅力を伝えるブースや東北各地の食が楽しめるブース、各種ステージを繰り広げる。

 木幡市長は「東北の力を結集し、復興を加速させる原動力にする」とした上で「東京五輪の野球・ソフトボール競技が福島市で開催されるため、世界に東北の元気を発信する好機。参加型のスポーツイベントを企画したい」と語り、東京五輪を見据えたイベント実施の考えも示した。

 福島市での東北六魂祭のパレードでは、来場者が殺到し、入場を制限した経緯がある。木幡市長は「市中心部で大規模な交通規制が行われる。前回の経験を踏まえ、安全確保に努めていく」と語った。

 東北絆まつりは、東日本大震災後に始まった東北六魂祭が6県を一巡したことを受けた後継イベント。17年は仙台市、18年は盛岡市で開かれた。盛岡市開催では2日間で30万3000人が来場し、経済波及効果は約28億円以上だった。