土湯温泉...「こけし」だらけに? 温泉街に『こけしの精』出現

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土湯伝承館で「このくらいこけしだらけの街にしたい」と話す加藤会長(右)と阿部副会長

 土湯温泉を"こけし"だらけの街に―。三大こけし発祥の地とされる福島市の土湯温泉で今春、二つのプロジェクトが始動する。家庭の押し入れなどに眠っている伝統こけしを全国から集め、今春開館予定の温泉施設などに一堂に展示。さらに、4月開催の「土湯こけし祭り」から秋にかけて、こけしのオブジェ「こけしの精」が温泉街のさまざまな場所に姿を現す。

 プロジェクトは土湯温泉観光協会が主催する「こけしリライフ」と、「KOKESHI芸術万華郷」。恒例行事「土湯こけし祭り」改革の一環で、こけしマニアだけでなく、こけしを通して多くの人に土湯温泉に興味を持ってもらおうと企画した。

 「こけしリライフ」は、祭りに合わせ毎年実施していた「こけし供養祭」を刷新したもので、寄せられたこけしをおたき上げせずに展示する。伝統こけしであれば他系統のものでも送付可能。1日から募集する。

 「KOKESHI芸術万華郷」は10月末まで、高さ90センチのこけしのオブジェを温泉街の立ち寄りスポットに設置する。初年の今年は20体を制作、年々増やしていく予定。こけしの送付先は福島市土湯温泉町字上ノ町1、土湯温泉観光協会へ。

 同協会の加藤貴之会長、阿部国敏副会長は「温泉街をこけしだらけにし、土湯こけしを知ってもらうことで多くの人に足を運んでもらいたい」と話した。