東北を世界に!福島市長「全力で取り組む」 6月・東北絆まつり

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本番に向け士気を高める関係者ら

 「復興の弾みとし、東北を世界に発信する機会とするよう全力で取り組む」。福島市で1日開かれた東北絆まつりの共同記者会見で、木幡浩福島市長がそう力を込めたほか、東北各市の代表が福島市で6月に開催される絆まつりの成功に向けた強い思いを口にした。

 「青森が誇る勇壮華麗なねぶたが福島を練り歩く。これまで以上に東北の連携を深めていく」。青森市から出席した百田満経済部理事は東北の絆を強調。秋田市の石井周悦副市長は「福島の空に力強く立ち上がる秋田の竿燈(かんとう)に期待してほしい」と呼び掛けた。

 盛岡市の沼田秀彦商工観光部長は、昨年同市で開かれた東北絆まつりに30万3000人が訪れたことを報告。「今年は盛岡さんさ踊りの踊り手約150人で参加する。生の迫力を堪能してほしい」と話した。

 山形市の斎藤順治副市長は「花笠まつりは多くの方に愛されている。福島で披露することが楽しみ」、仙台七夕まつり協賛会長の鎌田宏仙台商工会議所会頭は「豪華絢爛(けんらん)な七夕飾りを展示するほか、パレードにはすずめ踊りが参加する。復興へ盛り上げたい」とそれぞれ語った。

 絆まつり後の9月には東北でもラグビーワールドカップの試合が開催され、「復興五輪」と位置づけた2020年東京五輪では、福島市でも競技が行われる。まつり実行委員長を務める渡辺博美福島商工会議所会頭は「絆まつりをしっかり開催し、6市の絆と元気を全世界に発信する流れをつくりたい」と意欲を語った。

 今回の絆まつりでは、福島市ゆかりの音楽家大友良英さんが総合プロデュースする新生福島わらじまつりが初披露される予定だ。福島わらじまつり実行委員会の小河日出男委員長は「新生わらじまつりは、迫力が増している。福島の魅力を発信できるようにパレードを披露したい」と意気込んだ。