「医業承継バンク」設置へ 福島県医師会、就業マッチング支援

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 県は4日、県内の診療所の後継者となる医師確保に向け、県医師会内に「医業承継バンク」を設置する。県内で開業、医業承継を希望する医師の登録を受け付けてデータベース化し、マッチング事業を開始する。

 後継者不在などの理由による診療所廃止に歯止めをかけるとともに、地域医療や在宅医療の重要な担い手である診療所の医師を確保。登録された医師、県内診療所間の円滑な就業マッチングを無料で支援する。このほか、医業承継に向けたセミナーや相談会の開催も予定。自治体との連携では、定住・2地域居住の推進、医療承継に対する意向調査なども視野に入れる。

 県によると、県内の診療所医師の60歳以上の割合(2016年)は52.2%で、全国平均の47.3%を4.9ポイント上回る。また、高齢化の進行を背景に後継者不在などによる診療所廃止に拍車がかかり、県内の診療所数(16年)は1370施設で、10年時点より87施設減少している。バンク登録の申し込みは県医師会へ。