須賀川「特撮文化デー」開幕  特撮の神様・円谷英二監督を語る

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「ゴジラ」や円谷監督について語る尾上さん

 特撮映画の名作や作り手のトークを楽しむイベント「特撮文化デー」が2日、須賀川市民交流センター「tette(てって)」で始まった。来場者が特撮の魅力に触れるとともに、"特撮の神様"と称される故円谷英二監督(同市出身)の偉業に思いをはせている。3日まで。

 県や市などでつくる特撮文化推進事業実行委員会の主催。円谷監督の顕彰や特撮文化の発信に向け開催した。初日は、円谷監督が特殊技術を担当した怪獣映画「ゴジラ」(1954年)を上映。この後、トークショーが行われ、特撮監督の尾上克郎さんが同作の魅力や円谷監督について語った。

 尾上さんは同作について「巨大な着ぐるみを使った撮影は世界初の試みだった。石こうの建物を壊すことも、円谷監督の発想」と解説、ゴジラが怪獣ブームの火付け役だったとした。

 また、特撮文化を残す活動や市がtette5階に整備した「円谷英二ミュージアム」の総合監修を務めたことに触れ「消えゆく文化を守っていきたいという思いが活動の源泉。長く愛してほしい」と述べた。

 イベントの席上、円谷監督の誕生日7月7日が「特撮の日」として正式に登録された。登録証の授与式が行われ、加瀬清志日本記念日協会代表理事が実行委会長の橋本克也市長に登録証を手渡した。

 最終日の3日は午後1時30分から、「ガメラ 大怪獣空中決戦」(1995年)を上映。その後、同作の特技監督を務めた映画監督の樋口真嗣さんが製作の舞台裏などを語る。