外国人が触れる『会津藩の精神』 日新館で武士のたしなみなど

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會津藩校日新館で茶道を体験するモニター

 幕末の会津藩で行われていた教育を体験してもらう、国内在住外国人のモニターツアーが2日、会津若松市の會津藩校日新館などで始まり、外国人が日本文化に触れた。

 モニターツアーは、主に欧米からの観光誘客を目指す、県の「SAMURAI SPIRIT TOURISM」事業の一環。今も息づく侍の精神と歴史を体感する旅を提案しようと、会津藩士の子弟らが学んだ會津藩校日新館に入学体験してもらうプログラムづくりを進めている。

 今回は米国や英国、イタリア、トルコなどの出身者10人が参加。JR新白河駅から江戸時代の宿場の風情が残る下郷町の観光名所・大内宿に移動して観光を楽しんだ後、會津藩校日新館に"入学"した。日新館では「武士のたしなみ」として茶道を体験し、ホストとゲストに分かれてお点前を披露した。座禅や弓道も体験し、最後には卒業証書が贈られた。

 米国オハイオ州出身のアリーナ・コデシュさん(27)は「日本に約5年住んでいて抹茶は大好き。大内宿の雪も素晴らしかった」と満足感を口にした。

 一行は、3日は同市の老舗酒蔵・末廣酒造や大正浪漫調の町並み整備が進む七日町通り、会津武家屋敷などを訪れる。