杉山愛さん『夢をかなえる生き方』 大坂選手の強さにも触れる

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現役生活で学んだことなどを伝える杉山さん

 女子テニス元トップ選手の杉山愛さん(43)の講演会が2日、桑折町のイコーゼで開かれた。杉山さんが現役時代や引退後の生活で学んだ「夢をかなえる生き方」を伝えた。

 杉山さんは25歳で極度のスランプに陥り、「ボールが飛んでくるのも怖くなり、辞めようと思った」と明かした。フォームや練習法を一から見つめ直し、意識改革をしたことで3年後に目標としていた世界ランキングトップ10入りを果たしたことを振り返りながら「スランプがあって良かった。ピンチは今までのやり方を変えやすい時期であり、自分を変えるチャンス」と説いた。

 引退直後には「この先の人生どうしよう」と悩んだことを告白。「やりたい事100リスト」を作成したことにより「心にあいた穴が埋まっていった。自分のキャリアも見え始めた」と話し、スマートフォンなどに「やりたいこと」をメモすることを勧めた。

 また来場者から、試合でミスをした時の気持ちの切り替えについて質問を受けると、全米、全豪オープンの2大会で優勝した大坂なおみ選手に触れ「悪いイメージを断ち切るために(サーブまでの)25秒をどう使うか。大坂選手はそれを見つけたことで優勝した」と説明。杉山さん自身は「深い呼吸をして自分が躍動する姿をイメージしていた」とした。

 講演会は町の主催で、町民ら約250人が杉山さんの話に聞き入った。