「ウミガメ僕らが守る」 水環境イベント、海洋汚染の現状学ぶ

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アカウミガメを見学する参加者=アクアマリンふくしま

 福島県いわき市で昨年開かれた世界水族館会議のアフターイベント「ウミガメへの手紙」が3日、ウミガメ産卵の北限域とされるいわき市で開かれた。県内の子どもたちが、ウミガメをテーマにプラスチックごみによる海洋汚染などについて学び、水環境の生き物を守るためにできることを考えた。

 水環境の生態系を守るため、一人一人が行動することなどが盛り込まれた同会議宣言の意義を、将来を担う子どもたちにつなぎ、環境保全への一歩を福島から踏み出そうと企画された。県内の小学3年~中学3年生と、その保護者13組25人が参加した。

 参加者は、同市小名浜のアクアマリンふくしまで岩田雅光副館長からウミガメの生態や海洋汚染の状況などを学び、同施設で飼育されているアカウミガメとアオウミガメを観察した。

 2015(平成27)年9月にウミガメの産卵が確認された同市平藤間の新舞子ビーチ海水浴場では、砂浜にペットボトルやビニール袋などが散乱している現状を確認。浦島太郎伝説が残る同市四倉町下仁井田の諏訪神社も訪ねた。

 参加者は最後に、環境保護への決意や具体的な取り組みなどを「ウミガメへの手紙」につづった。本宮市の男児(本宮まゆみ小5年)は「ウミガメを守るために、ごみを見つけたら拾いたい。ごみを捨てる人も減らしていきたい」と話した。

 イベントはアクアマリンふくしま、福島中央テレビ(FCT)、福島民友新聞社いわき支社などでつくる実行委員会の主催。手紙は今月中旬ごろから、同施設に展示される。イベントの様子は12、24の両日、FCTの番組で放送予定。