南相馬市と宿泊施設連携 ロボット実験増、研究者らに助成やPR

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 南相馬市などで建設中の福島ロボットテストフィールドで実証実験をする研究者や企業関係者が増加傾向にある中、南相馬市と市旅館ホテル組合は6日、施設の利用者を呼び込み、地域経済の活性化につなげようと連携協定を結んだ。

 協定では、市は施設利用者に対する宿泊費など助成の充実のほか、同市で宿泊を希望する人に情報を提供する。組合側はインターネットでの宿泊予約やカード決済の推進に加え、地元農林水産物をPRする。

 市役所で行われた締結式で、門馬和夫市長と前田一男組合長が協定書を取り交わした。門馬市長は「組合と共に南相馬の復興を確実なものにしたい」と述べ、前田組合長は「便利で快適な宿泊を提供し、交流人口拡大と復興に寄与したい」と意気込みを語った。

 市によると、ロボットの実証実験で同市を訪れる研究者や個人事業主、大学関係者らは年々増えており、延べ人数で2015(平成27)年度が300人、16年度が1000人、17年度が4000人と右肩上がり。18年度は1月末現在で6500人となっており、今後も増加が予想されるという。