畠利行副知事が退任へ 福島県人事、後任に井出総務部長固める

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 内堀雅雄知事は7日、3月末に任期満了を迎える畠利行副知事(62)の後任に、事務方トップの井出孝利総務部長(59)を起用する方針を固めた。14日開会の2月定例県議会最終日(3月20日)に人事案を追加提案し、同意を得たい考え。

 畠氏は伊達市出身。東北大経済学部卒。1979(昭和54)年に県採用。農林水産部政策監、会津地方振興局長、農林水産部長などを歴任した。2015年4月に副知事に就任し、農林水産業の復興や福島空港国内線・国際線のチャーター便造成、県産品の販路拡大など内堀県政の重点施策の遂行に手腕を発揮した。

 井出氏はいわき市出身。東北大法学部卒。1983年入庁。総務部政策監、福島医大理事・事務局長、保健福祉部長などを歴任し、18年4月から現職。復興財源の確保や健康長寿県づくりなどに尽力してきた。

 副知事人事では、知事の職務代理者筆頭順位の鈴木正晃副知事(63)が今年1月に再任されている。

 鈴木教育長続投へ

 内堀雅雄知事は3月31日に任期満了を迎える鈴木淳一教育長(62)を続投させる方針を固めた。副知事人事と同様に2月定例県議会最終日に人事案を追加提案し、同意を求める。

 本県の教育行政は、新年度から実施する県立高校改革や新高校入試制度など変革期を迎えている。教員の多忙化解消や指導力向上、中通り地区の県立中高一貫校設置など難題も山積し、庁内外の調整力にたけた鈴木氏の手腕が引き続き必要と判断したとみられる。