がん研究先駆者・吉田富三博士の偉業紹介 浅川小児童が演劇上演

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吉田博士が故郷に凱旋する場面を演じる児童ら

 福島県浅川町の浅川小6年生は8日、同校で町出身のがん研究先駆者、吉田富三博士(1903~73年)の生涯を描いたオリジナルの演劇「吉田富三博士ものがたり」を上演し、古里の偉人の人柄や偉業を紹介した。

 演劇の披露は吉田博士の誕生日の2月10日に合わせて毎年開催し、今年で4回目。6年生全員の49人が昨年12月から練習を重ねてきた。

 児童らは吉田博士の小学校時代や中学受験の逸話、がん化学療法の道を開いた「吉田肉腫」発見の場面や母親との心温まるエピソードなどを堂々と披露。ふるさとを愛した吉田博士が文化勲章受章後に町に凱旋(がいせん)し、町民から出迎えられるシーンで幕を閉じた。

 最後は合唱部の児童が「吉田富三博士の歌」を高らかに歌った。大勢の保護者や住民らが熱演を見守った。吉田博士役を演じた児童は「たくさんのお客さんの中、練習成果を発揮して大きな声で演じることができた」と振り返った。